看護師

今回は看護師について書いていきます。

今回家族が病院に入院したとき付き添いで病院にいたのですが、看護師の仕事は入院されており方の不安をいかに無くし(精神的に)元気になってもらうかを考え、行動や言動をしていると感じました。
このコラムでは「心遣い」をテーマに感じたことを書いていますが、本来心遣いというのは心や精神を思いやりの形で表現されるものです。

やはり入院というのは不安にかられます。
体がどこか病気や怪我だから治療するために入院するのですから、患者やまたその家族はあれこれと想像し不安が大きくなります。
それは医療に関しての知識があるわけでもなく、どこで何が起きているのかさえわからず途方にくれている状態ですので余計に悪いイメージが頭の中を駆け巡ります。
確かに病院の医師が治療や病気のことに関し説明をしてくれます。
しかし医師との会話だけでは初めてのことで「何がわからないのか」すらわからない状態で不安は続きます。
そんな時にこまめに病室に来てくれる看護師は患者の話を色々聴いてくれたり、病状を確認してくれたり、こちらからの質問にわかる範囲で答えてくれたりします。
こちらもどこまで看護師に訊いていいのかわからず質問などしていましたが、わからないことや判断できないことは曖昧なことは言わず、「医師に確認してみますね。」とはっきりと答えてくれます。
このわからない時はわからないということができるのは勇気のある言葉だと思います。
しかしわからないことや自分で判断できないということを相手に伝えることは自分の仕事の範囲を意識できているからこそ言える言葉だと私は思います。

また痛みや苦しんでいる患者には励ましてくれたり元気づけてくれたりするのです。
まったくの知識のない素人の「大丈夫だよ」という言葉より看護師からの「大丈夫だよ」という言葉の重みが全然違うように感じました。
そこには専門知識のある方からの裏付けのある安心感みたいな感じでしょう。
医師のも言葉もそうでしょうが、やはりこまめに病室に来てくれるので親近感さえ覚え心強く感じます。

他にも患者の状態確認のために定期的な検温や血圧測定以外にもこまめに患者のところに来てくれ、また治療の補助やまた動けない人などは身の回りのお世話までしてくれます。
本当は治療の補助だけでも一つのミスも許されないピリピリするような状況でしょうが、何度も呼ぶナースコールに嫌な顔せず対応してくれるのは本当にすごいとしか言いようがありません。
今回ちょうど研修の看護師がおり、先輩の看護師に点滴のスピードの計算や調整を教わっていました。
人の命に関わるとても大変な仕事ですが先輩看護師のように患者の心に寄り添うことができる一人前の看護師に成長して欲しいと願っています。

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