視点

視点の意味は、「視線が注がれること」ということですが、今回は「物事を見たり、考えたりする立場、観点」で考えていきます。

皆さんもそれぞれの経験や知識から、物事を見て感じることが独自にあると思います。
それは性格も関係あるかもしれません。また周りにいる家族や友達が影響しているかもしれません。
色々なことが影響し、物事を自分で決めた価値観で無意識に見ていると思います。
その見方によってはストレスを大きくしたり、小さくしたりと変わってきます。

ある芸能人がテレビで、「この世の中には二通りのタイプがいて、言い訳ばかりして前に進めないタイプ、そして可能性を見つけて前に進んでいくタイプがいる。」ということを言っていました。
この言葉こそ、視点をどこに向けるかということではないでしょうか。

例えば、
「高級なお酒を購入し、毎晩楽しみに晩酌をしている。そうするとお酒も量が減っていき、半分ぐらいになった時、どう感じるか」
という話です。
半分減ったという事実に視点を向けると、
「半分も減った。もう後半分しかない。」
と感じ、頭を抱え悩んでいる場合はストレスが大きくなります。
しかし、半分残っていると言う事実に視点を向ければ、
「まだ半分も残っているから、晩酌がまだまだできる。」
と楽観的に感じることができるとストレスは小さくなるのです。

つまり、「ない」ものに視点を向けるのか「ある」ものに視点を向けるのかということになります。
「ない」ものはいくら探しても見つけることができないのに対し、「ある」ものは探してみると見つけることができるのです。
「ない」ものを探し続けてもあるわけがないのですから、どんなに頑張って探しても見つかるはずがないのです。
「格好が悪いから結婚できない」
「お金がないから旅行できない」
「内気だから友達ができない」
などなど、書いていたらキリがないのです。
「ない」ものの視点にこだわっていれば、いつまでも前に進めずずっとそこに留まってしまうことになります。

「ある」ものに視点を向けることができれば、「どうすればあるにできるのか」
や「何だったらあるのか」と考えることができるようになります。
つまり自分の人生に可能性が広がるということです。

そして自分に向けて視点が変われば、周りの人に向けている視点も変わってきます。
そうネガティブなことばかり目を向けていたことから、ポジティブなことに目を向けることができるようになることも十分可能です。
今向けている視点を少し意識して変えてみれば違った景色が見えるかもしれませんよ。

Follow me!