自信を持つ

あなたは大切な頼み事をするときに、自信の無さそうな人に信頼して任せることができますか?
はっきりと自信が無いことを言葉で表現する人もいるでしょうし、言葉では自信がありそうなことを言っても表情や態度が自信の無さそうな人もいますよね。
そんな人と大事な約束をするということ・・・。
ほとんどの人は「NO」ではないでしょうか。
その頼まれ事の部分だけ自信がないのであれば、自信を持つことは比較的容易かもしれません。
足りない技術や知識を身につけることで自信を持つことに繋がるからです。

しかし問題は常に自分に自信が無い人です。
自信が無いという人は、自分を信じることができていないということです。
自分が何に対しての自信が無いかすらわからず、その自信の無い状態がずっと続いているのです。
自分に対して信じることができない人を誰が信じてくれるのでしょうか?
人から信頼されたいとほとんどの人は考えているとは思いますが、その信頼される前にあなたが一番大事なあなたを信じなければ相手にとって失礼になるとは思いませんか?

もちろんそこが理解できたからといって、簡単に自信を持つことができるわけではないでしょう。
ではなぜ自信が持てないのでしょうか?

そこには経験が影響しているのではないでしょうか。
そう最初から自分を信じることができなかったという人はいないはずです。
赤ちゃんが自信を失っていれば驚きますよね。
自分が正しいと信じたことを両親や兄弟、また他の周囲の人たちから否定をされ続ければ、誰もが自分の信じたことを信じることができなくなるはずです。
またそこから自分の否定もはじまり、常に自分の中でも否定をし続けます。
そうなれば、最悪の悪循環ですよね。

では、自信を持つためには何が必要なのでしょうか?
そう自分を信じるということですから、自身を持つことと言ってもいいかもしません。
自信と自身、言葉は違いますが読み方は同じですね。
自分が正しいと信じていることを否定する人もいるでしょう。しかし否定されるばかりではないかもしれません。
十人十色という言葉がありますが、考えていることは人それぞれ違います。
逆に違うことを考えているからこそ人間なのです。
皆が同じことを考え、同じ行動をしていれば、プログラムを組み込まれたロボットと同じです。

自信を持てない人は自身を受け入れ認め直していくことが大切なのです。
これまでの最悪の悪循環はまず自分から気付き、断ち切らなければ誰も断ち切ってはくれません。
「簡単にはできないよ」とか「できるから簡単に言えるんだ」という声も聞こえてきそうですが、自信を失ったことが無いという人は誰もいないはずです。
つまり「出来る」とか「出来ない」といった問題ではなく、「する」か「しない」かの問題なのです。
もちろん「したくない」ことはする必要はありません。
ただ自分の自信(自身)を持つことで相手に対する心遣いには繋がることをもう一度意識してくださいね。

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