約束

約束を守るということが大事だということは皆さんも感じているはずです。
小さい子どもでも「指切りげんまん、うそついたら針千本飲ます!」と言いながら約束をしますよね。
約束を守らなかったり、約束を忘れていたりするとあなたはきっとその相手のことを信頼することができなくなってくるはずです。

約束にも小さい約束や大きい約束があります。
大きな大事な約束はほとんどの人は必ず守れるように努力をします。
「大事な商談のときに時間を遅刻しないように早くから現地に行く」などかなり意識し気を遣います。
しかし小さな約束になると、自分ではあまり意識していなくてもいくつか何気ない約束をしていることがよくあります。
例えば、友人と「今度一緒にご飯に行こうよ。」とか、子どもに「今度おもちゃを買ってあげるね。」とか、恋人に「今度一緒に遊園地に行こう。」といった約束を結構しています。
また約束したつもりはないけど、つい口にしてしまっているケースもあります。
更には約束したことの記憶すらない場合もあります。

実はそういった小さな約束を守ることが相手との信頼感に繋がるのです。
相手は小さな約束を覚えていないかもしれません。
しかしその約束を守って行動をしてくれれば、「そういえばあの時そんな約束したっけ。覚えていてくれたの?」と思ってくれるはずです。
そういった何気ない約束を守られると、自分に関心を持ってもらい大事にされた気になりませんか?
その大事にされた感覚が重要なのです。

この前異業種交流会で名刺をお渡しした相手の方に「今日は名刺を忘れたので後日メールさせていただきます。」という言葉を頂きました。
案外こういった約束でも守られないことがあるのですが、その方は後日お詫びとお礼のメールを頂きました。
そういった小さな約束を守ってもらえると、私は特にその人を信頼したくなります。
こういった気持ちは皆さんそう変わらないはずです。

大事なのは、大きな約束は守ることは当たり前です。
当たり前のことをしても相手には響きません。
小さい約束を相手の立場に立ち、誠実に守るかどうかでその人の信頼性が決まるのではないでしょうか。
小さな約束をもう一度意識し、一つでも多く守ってみるとあなたの人生も変わっているかもしれませんよ。

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