パワースポット

先日パワースポットと呼ばれるところに行ってきました!
奈良県にある日本最古神社と称されている大神神社です。
その神社は、神社の重要な本殿を持たず、拝殿から背後にある三輪山自体を神体として仰ぎ見る古神道の形態を残しています。

ご神体に登らせて頂くという事から決まりごとがあります。
まず入山手続きをし、首からかける「たすき」を一人一つ渡され、着けていきます。
(本当は白装束で入らせて頂くらしいのですが、その代わりだそうです。)
そして飲食禁止(水分補給程度は可)、ご神体の一部ということで石なども持ち帰ることは禁止、そして写真撮影も禁止だそうです。

手続きの後は入山となるのですが、本当に険しい道が続くのです。中には昇り降りで人が交差することが難しい所もいくつもあります。
休日に行ったこともあり、人と交差することが結構あるのですが、気が付いたらちょっと広めの所で待っていてくれたりします。

そんなときに自然と「すみません。」とか「ありがとうございます。」という言葉皆さん出てきますし、また自分からも出ます。
また人とすれ違う時には「こんにちは。」と挨拶をします。

これはご存知の方も多いと思いますが、気持ちが良いから挨拶が自然とでることだけではなく、挨拶をすることで自分の存在を他人に記憶させる目的があるのです。
もし遭難したときに、挨拶をしていれば「○○ぐらいに××ですれ違った」という目撃を辿ることで、遭難場所を特定しやすくしているのです。
実際、かなり急な山道ですのでぬかるんだ所もあり滑って怪我をされ救助を要請することもあるのでしょう。

大人でしかも男性でさえも登りはかなりきつく、しかも降りは急で怖いのです。
参拝される方は、子どもから年配の方まで様々な年齢層です。
そんなちょっとした助け合う気持ちや相手を思いやる気持ちに自然とさせて頂けるのもやはり神様の力でしょうか?

そういった気持ちを「その場所だから」ということだけではなく、「日ごろから心に留めておくことが大切なことだな」と感じました。
それがパワーを頂いたということかもしれませんね!
ちょっと遠いですが、興味がある方は一度行くことをお勧めします。

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