交流分析(TA)
皆さんは交流分析(TA)という心理学を聞いたことがありますか?
交流分析(TA)は「個性を自由に表現しながら、周囲と健康的に関わることがよりできる」ようになること、自律性の向上を目指しているものであり、心理療法の手法として使われていたり、教育分野での教員のより良いコミュニケーションを図るための手法として、カウンセリングやコンサルティングの分野、マネージメントの分野、コミュニケーションの訓練、病院での患者さんとのコミュニケーション能力を高める手法等に使われています。
つい最近の話ですがどうしても交流分析(TA)を学びたいという要望を受け、久々に交流分析をもう一度考え直してみました。
交流分析を学んだ当初は私も意識をしてどういった交流を高めるのかを常に意識し、考え行動をしていたのを思い出します。しかし慣れというものは怖い(?)もので、最近はそんなことを考えていることすら少なくなっているのに気がつきます。
とは言いながら、昔とは違い意識せずとも前よりはかなりマシなコミュニケーションを取ることができているように思えます。
さて前置きが長くなりましたが、コミュニケーション能力が必要なのは、最初に書いているカウンセラーやコンサルティングを行う方、学校の先生や病院関係の人だけでいいのでしょうか?
確かにコミュニケーションが上手く取れ取れなければ仕事をするのに支障があります。しかし仕事も大事ですが、日常で家族や友人、そして会社の同僚や恋人といった人達との交流もとても大切なことではないかと思います。
あなたの周りにコミュニケーション能力が高い人が必ず一人や二人はいるはずです。
あなたはそんなコミュニケーションの達人をみてどう感じますか?
憧れますか?何とも思わないですか?それとも嫌悪感を感じますか?
もしあなたがある人との交流でどうにもならないと思っていても、自分の交流を見直すことである人との交流が変化すれば、あなたの中での悩みやストレスはどれだけ減るのでしょうか?
今回私は改めて、交流分析(TA)を復習して反省すべき点がいくつもありました。細かい内容はここでは長くなるため説明ができませんが、つい友人と話をしていても話がスムーズに進まないことがあり「何で話しが通じないのか?」疑問に思ってました。しかしタイミングよく交流分析(TA)を考え直して理解できました。お互いが持っている自我状態を理解できていなかったのが原因です。結局その友人と私の自我状態を相手に合わすことでお互いの納得のいく目標に向かうことを確認し合えたのですが、このことをタイミングよく考え直していなければ、お互いにしこりが残っていたかもしれません。
今回の話は少しわかりにくいかもしれませんが、結局コミュニケーション能力は自分で磨いていかなければ、誰かが簡単に譲ってくれるものではありません。だからといってコミュニケーション能力が必要ないという人もいないことでしょう。
その能力を磨くためにも少しだけ見直してみるのもいいかもしれませんよ。
ちなみに当初では交流分析の基本となる4つのことを4時間かけて講習してます。会社での営業研修、そして何より私生活での身近な人との交流をうまくしていくことを一度意識して変えてみませんか?
ご質問・ご要望があればお気軽にご連絡ください。