スロープ

今回の内容はスロープで気付いたことについて書いていきます。

このコラムでも以前小児科の前が階段になっており、ベビーカーなど通れるようにせめてスロープの部分は必要ではないかということを書きました。
その小児科は今では階段に後付けのスロープを取り付け、ベビーカーでも問題なく入れるようされていました。

最近は高齢化社会ということもあり、自宅でも段差をなくすよう階段などスロープや手摺を付けるようにリフォームをする人も多いようです。
そして最近ではお店に入店しやすいようスロープが作っている所が多くなりました。
そういった面ではお店も設計段階でスロープを作り、誰にでも優しい店舗作りをされている事と思います。

しかしこの折角のスロープも台無しになっている所もあるのではないでしょうか。
今回見たのはスロープを下った正面に自動販売機が設置されているのです。
そのため、車椅子でそのスロープを下るとすぐ前に自動販売機がありその自動販売機を避けるためには曲がらないといけないのですが、曲がるには幅が狭く難しい気がしました。
車椅子を押してくれる人がいれば問題ないでしょうが、もし車椅子の人が一人で来店されたらどうでしょうか?

私が思うにその自動販売機が後50cm(いや30cm?)でも奥に移動すれば全然違うはずです。
設置したのは自動販売機を設置した専門の業者だとは思いますが、最終的にOKを出すのはお店の責任者です。
空いている場所の関係からそのような設置になるのも仕方ないかもしれませんが、今回の自動販売機は空間的には十分余裕があるよう感じました。(勿論配線や配管の位置もあるかもしれませんが)

また他にも折角のスロープの先に自転車などが置かれておりこれまたスロープの意味を果たさない所もあります。
そのスロープを本当に必要とする人は絶対数からすると少ないのかもしれません。
しかし、設置した以上心遣いがあったはずです。
それならば、自転車など置かれていれば置かれないように工夫をしたり、またマメにチェックをし自転車を移動させるなどすることが大切ではないでしょうか。
またやむ得ず自動販売機を設置したのであれば、お店の人が介助できるよう店員呼び出しボタンを設置するなど工夫は色々とできるはずです。

そういう作りだから仕方ないと思うのではなく本来の目的が果たせるよう、店舗としてはそういった細かいところに心遣いをすることが大事です。
「そんな細かいこと気付かない人がほとんどだよ。」と言われるかもしれません。
しかしわかってくれる人は必ずいます。
そういった心遣いができる店舗は他でもきっとお客さんに気に入ってもらえるよう常に工夫をしています。
それが細かいことに気付かない人も「何となく」のサービスに惹かれファンになるのです。

スロープだけではなく本来の目的が果たせれているのか意識してみてくださいね。

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