褒めるテクニック

今回の内容は前回に引き続き「褒める」をテーマに「褒めるテクニック」を書いていきます。
前回は褒めることの大切さと褒められる側も褒められ上手になることが大切ということを書きました。

・すぐに褒める
これは「鉄は熱いうちに打て」というように褒めるにも効果的なタイミングが存在します。
褒める時はすかさず褒めれば、相手は自分の行動や言動がまだ記憶に残っているときに振り返りができます。
これは叱るときも同様です。
忘れたころに褒めても効果は半減します。

・独り言で褒める
その人にわざと聞こえるくらいに独り言で呟いて褒めれば、誰に言っているわけではないのでその人が本当にそう感じていると思ってもらえます。
普通に褒めるより真実味が増します。

・第3者を用いて褒める
第3者を用いて「○○さんが「××さんって頭の回転が早いですね。」って言っていましたけど私もそう思います。」と言えばこれもまた真実味が増します。

・相手を観察し褒める
相手をしっかり観て聴いて、相手が褒められアピールをしていることを見逃さないということです。
子どもでも大人でもわざわざ会話の中に自分のことを入れてくるということは、自分のことをアピールしたいという気持ちが表れている証拠です。
そこを見逃してしまうことは勿体ないことです。

・相手の思い入れを褒める
相手が思い入れていることは自分にとって自信を持っていることだったり、好
きなことだったりするのです。そこを褒めることで相手は自分のことを受け入
れてもらったと感じるのです。

・誰もが褒めているところを外して褒める
例えば綺麗なひとに「綺麗ですね。」と褒めてもいつも言われているような言
葉では相手に届かず喜んでもらえません。そんな時は内面的なことを褒めるな
ど効果的です。何を褒めていいかわからない人は、最初は無難に内面的な部分
は誰にでも当てはまるようなことを言うと否定されにくくなります。
(バーナム効果と言いますがそれはまたの機会に)

・私の中で一番で褒める
例えばカラオケに行った時など「歌が上手ですね。私の中で一番です。」と言われれば私にとって一番ですので、他の人には証明しようがありません。
誰でも一番になれば嬉しいものです。

他にも相手を喜ばせる褒め方はいくらでもあるはずです。
きっとあなたにしかない褒めるテクニックがあることでしょう。
褒めることはおだてることとは違うということを理解し相手のことを承認していきましょう。

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