幹事(主催者)の心遣い

イベントをするときなど必ず中心になる人物がいますよね。

それが幹事と呼ばれることもあるでしょうし、主催者と呼ばれることがあるとは思います。
イベントの内容は勿論ではりますが、その中心となる人の演出によって、参加者が「参加して良かった」と思えたり、またその逆で「参加しても意味がなかった」と思うことが大きく影響されるのではないでしょうか?

私もイベントの主催者として、何度か経験をさせて頂きましたが、実に細かいところまで想像していました。
主催者や幹事はイベントが始まるまでにタイムスケジュールを一つ考えるだけでも、机の配置や人の動きまでも考え、効率よくできるだけ無駄がないように考えます。
他にも私の場合は、交流会なるものも同じ会場で行いましたので、皆さんがストレスなく話しに夢中になれるようにとあらゆる飲み物を用意しました。
その時は前もってあれこれと準備をしていますが、日頃から慣れていることではないので頭の中で考えていると
「そいえば、コップが必要だな。」
とか
「砂糖やミルクを混ぜるスティックがいるな。」
と後から後から何回も想像をし直し足りない物を補充していった記憶があります。

またイベント当日などもっと大変ですよね。
幹事(主催者)として進行状況も気にしながら、参加者の一人一人の状況も同時に観ていく必要があります。

また初めての参加者がいらっしゃる場合などは特に「どうやったらスムーズに輪に入っていけるか。」なども考える必要もあります。
そういえばある方が、初めての人を輪に入れるために「どうやってその人をいじったら(いじるというより『話題にしてもらって嬉しいこと』でしょうけどね)いいのかを見つける」ということを言っていました。

これは簡単なことで、すごく難しいことです。

一歩間違えばその逆に嫌悪感をも持たれる可能性があります。
しかしこの方がその技(あえて技と呼ばしていただきます)を嫌悪感持たれることなくできるのはその場の雰囲気をも同時に作っているからできることなのです。

他にもすごく有名な方が主催されていた交流会の時のことですが、私からするとその場にいるだけでも恐縮してしまうぐらい場なのですが、その主催者の方は一つ一つのテーブルを回り、一人一人と会話し、しかも得意の手品まで見せて緊張している皆に安心感を与えていたこともありました。

幹事(主催者)は様々な形があるとは思いますが、そういったことに注意をしながら観ているとその方の心遣いがたくさん見えてくるはずです。
そういったことに気付き、感謝の気持ちを伝えるのも参加者としての心遣いではないかと思います。
今度、イベントに参加してみたら少しだけでも意識してみてくださいね。

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