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これは私が実際にH15.9.9にチャレンジしたお話です。 |
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まず何故このようなチャレンジをしたかと言うと、正直答えにつまります。
理由は「ただなんとなく何かやってみたかったから。自転車ならできるだろう。」です。
しかしこれはいきなり思い立ったのではなく去年ぐらいからの目標でした。
少しだけお時間を頂き、私の実際の体験談を読みながら一緒に想像してください。 |
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AM5:00起床、AM5:30出発。(暑くなる前にチャレンジするためです。)
やる気満々で出発し朝の爽やかな風が気持ちいい。快調。 |
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5Kmぐらいの地点にて早くも急な上り坂。
朝からウォーミングアップもせずにいきなりだったから、しんどさで気分が悪くなる。
「きついな。この調子で100Km本当に行けるのか?遠回りをしてでも他のルートを選ぶこともできたのに・・・。」
などと考えながら無理をせず自転車を降りて坂道を登る。
坂道を登りながら色々考える。
「しかし自分がこの道を選んだんだ。この責任は自分にある。少しずつでいい。乗り越えていこう。」
なんとか乗り越えるができ、下り坂。
とても楽で涼しい風が気持ちいい。 |
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暫くは平坦な道が続く。気分が悪いのも治ってこの調子ならまだまだ行ける。 |
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本日2回目の急な登り坂。頑張ってゆっくり登って行く。
後ろから学生の自転車になんなく抜かれていく。
「こんな簡単に抜かれるなんて。抜きかえしてやる。」
と一瞬思ったが、
「これは別に競争ではない。自分のペースでいいんだ。目標は時間ではない。あくまでも100Km走破だ。」と我に返り自分のペースで登る。
またまた下り坂。
「気持ちいい??あれ??そうでもない。何故?向かい風だ。スピードがあまりでない。あんなに頑張ったのに。風がこんなに影響するとは思ってもみなかった。」 |
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本日3回目の急な登り坂。
「さあ。どのぐらいまで行けるだろう。どこから自転車を降りて登ろうか。」
などと考えながら登っていく。
「結構行けるぞ。よしこのまま。このまま。」
登ることができた。
「何故?あっそうか。追い風だったんだ。」
追い風はなかなか気付かない。
「そういえば平坦な道でも楽に漕ぐことができた所があった。追い風だったんだ。」
改めて風のすごさに関心をしながら走っていく。 |
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色んなことを感じながら走る。海辺を走ると景色や潮の香りがまた気持ちいい。 |
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AM9:00折り返し地点に到着。(多分55Kmぐらいの地点)
すぐに折り返していく。
次の目標は近くのコンビニまで。(といっても田舎なので15Km以上) |
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折り返し地点近辺はあまり高低差がないので風を感じながら走る。
コンビニで休憩。まともな休憩は今日初めて。動きたくなくなる。 |
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なんとか重たくなった体を動かせて次の目標を考える。
「次は体のために昼ごはんを食べよう。そしてまた休憩をしよう。坂道の頂上に喫茶店があるからそこまで頑張ろう。」
この頃になると休憩ばかり考える。 |
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喫茶店がある登り坂に突入。
何も考えられない。頭の中はただ「頂上の喫茶店に到達したい。」それのみ。
自転車を降りて登っていく。
AM11:30昼ごはんと休憩。
喫茶店の中はクーラーが効いてとても気持ちがいい。
「これに慣れたら外がかなり辛くなりそう。」
ということで30分少々の休憩で出発。 |
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「後は残す所20Km前後。もう帰ってきたも同然。」と言ってもまだまだだがそんな感覚がある。
「自分が想像したよりも早いスピードだ。ゆっくりでいい。ゴールに少しづつ近づいていくぞ。」 |
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そこから急な登り坂を2つ乗り越え、疲れた時は休憩をしながらなんとかゴールすることができる。
PM1:30到着。
お疲れ様でした。 |
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このチャレンジしたきっかけは最初は本当にたいしたものではありませんでしたが、チャレンジしてみて自分の中でたくさんのいいものを手にすることができたと思います。 |
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スポーツなどで登り坂・下り坂をよく人生に例えられますよね?
まさにその通りでした。登り坂は辛い、下り坂は楽ですね。 |
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しかしそれ以外にも風は本当に重要でした。
向かい風が来たときは本当によくわかります。とっても辛いからです。
しかし追い風はなかなか感じることができません。(幸せだと感じることができません。)
なんとなく感じるだけです。
その何となく感じるというのが、潜在意識が協力している状態ではないのでしょうか?
風にどこに連れていかれるかわかりませんが、これからも全力をつくし、風に身を委ねるのもまた面白いですね。
もう一度よく自分を見つめ直してみると、実は追い風が吹いてるかもしれません。 |
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きっかけは何でもいいと思います。
きっかけを手にした自分が、どういう風に育てていくかそこが重要ではないでしょうか? |
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