恋愛のズレ

今回は恋愛のズレについて書いていきたいと思います。

カウンセリングの相談の内容では人間関係の悩みが非常に多いのですが、その中でも特に多いのが恋愛相談になります。
恋愛相談ですが、相談をしていると男性と女性では恋愛に対しての感覚のズレがあるように感じます。
内容としてよく聴くのが「彼が何を考えているのかわからない」という言葉です。
話を聴いていると男性は自分の感情を伝えることが苦手な人が多いように感じます。

男性は自分の感情を伝えることが何故苦手なのかを考えてみたのですが、男性は左脳派の人が多いことが理由の一つではないかと思います。
左脳派の人は言語や計算力、論理的思考を司っており、右脳派の人はイメージや記憶力や想像力やひらめきを司っており感情をコントロールしています。

よく左脳派の人は男性脳、右脳派の人は女性脳と表現されていますよね。
左脳派の人(男性脳)は客観的な事実を優先して考えますから、彼女に対して「好き」という感情を言葉にして伝えなくても、「自分の時間を彼女のために優先して使っている」という事実で愛情を伝えることができていると考えています。
しかし右脳派の人(女性脳)は感情や気持ちを伝えあうことで相手の愛情を理解しようとするのです。
しかしこういった感情というのは言葉で表現しようとしても実は簡単ではないのです。
何故なら言葉はいくらでも嘘をつくことが可能だからです。
悩まれている女性は相談の中で「彼に好きって言って欲しいと言えば、好きっていってくれるけどそうじゃないんです。」と左脳派の人が聞けば非常に混乱することを言います。
左脳派の人からすると客観的事実に対し、要望に応えているわけですから・・・。
しかし右脳派の人はその感情の言葉を信頼できる言葉にしようとするのですが、「自分が好きって言ったから好きと言っただけでしょ!」とその言葉に感情が入っていないように感じてしまうのです。

このお互いのズレをいかに埋めるかになってきます。
男性は自分の感情を主観的に感じる事が苦手なことが多いようですので、日頃から自分の感情を意識し言葉にする練習をすることです。
また女性は言葉では表せない男性の客観的な愛情表現を理解し、彼を信頼するとともに自分に自信を持つことです。
その2つが足りないと不安になるから何度も彼の感情を繰り返し聞いてしまうのです。

人生の中でそんなに多くの人と付き合うことはできない中で、運命の人と出会い恋愛できるわけですから、お互いが恋愛のズレを認識し改善していくことが大事ではないでしょうか?
恋人同士なのですからお互いに不安を感じなくていいように日頃からコミュニケーションを取り、よき人生のパートナーとしてお互い支え合うことができるような恋愛ができるよう応援しています。

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