携帯電話のマナー

今回は携帯電話のマナーについて書いていきます。

この前テレビで、「飲食店や電車で会話OKなのに携帯電話はNGの差」ということで紹介されていました。
確かに飲食店では周りに聞こえる声で話していてもそんなに嫌悪感を持たないですよね。
しかし携帯電話で話をしている人がいると妙に気になって仕方ないことがあります。
それは単に、「携帯電話のマナー」についてマナー違反への嫌悪感からきているのかと思っていました。
しかし、テレビで紹介されていた理由は、「人は会話などの内容が理解できないと、脳が大きなストレスを感じてしまう」とのことで、心理学的には「認知的不協和」と言い、人は会話など理解できないと、脳が大きなストレスを感じるとのことです。

この「認知的不協和」とは自分が正しいと考えていることや自分自身の価値観などと矛盾することが発生した場合に感じる不快感のことです。
携帯電話は一方的な会話しか聞こえず、何を話しているかわからないため脳の整合性が取れずストレスを感じてしまうんですね。
私は携帯電話で話していると、通常より自然と声が大きくなってしまうことが原因の一つではないかと考えていました。

携帯電話でのマナーを他にも考えてみましょう。
やはり公共の場での着信音は気になりますよね。
静まり返った時に鳴り響く音。多分その携帯電話の持ち主も周囲からの目が針のむしろ状態で焦りますよね。

実際、携帯電話のマナーモードの設定の仕方を理解していない人も多いようです。
例え本人に悪気がなかったとしても周りに迷惑をかける状態になりかねませんのでマナーモードの設定はできるようにしておきたいところです。

車の運転しながらの通話は道路交通法でも禁止されていますのでされている方は少ないと思いますが、歩きながらの通話も気を付けたいところです。
歩きながら通話をしている人の後ろを歩いていて、急に立ち止まったりすることがあります。
通話している人は話に集中してしまいますから、どうしても周囲に対する気配りが疎かになりがちです。
通話しながらですと予想外の動きになり危ないので、人込みを避け通話をすることがマナーではないでしょうか。

他にも携帯電話には便利なカメラ機能が付いていますので、つい気軽に写真を撮りがちです。
最近ではお店の中では撮影禁止のところも増えたり、公共の場での写真撮影で他の人が写ったりすることで問題になることもあります。
写真を撮るときも周囲に気を付ける必要があります。

携帯電話は今やほとんどの大人が持っている物になりました。
それだけ普及した便利な物をお互いが気持ちよく使うためには携帯電話のマナーをもう一度意識しなおしてみてはいかがでしょうか?

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