高速道路

今回は高速道路の心遣いについて書いていきます。

夏は様々な行事やイベントで高速道路を使った方も多かったのではないでしょうか。
高速運転をずっと続けますので眠気や疲労などにより通常のパフォーマンスができないなんてこともよくあると思います。
またそのパフォーマンス低下によりちょっとしたミスが大きな事故につながります。
高速道路は様々な工夫がされています。

有名なものとしては居眠り防止ために白線や路肩の舗装です。
白線や路肩の舗装は厚みの異なる舗装によって凸凹がつけられておりそこの上を走行した時に「ブーン」といった音で知らせてくれます。
また長い下り坂では同じように舗装が施しておりその上を通過したときに音で知らせてくれます。
眠気に誘われた時こういった音がすると一瞬で目が覚めますよね。

またトンネルの中も色々と工夫がされています。
長いトンネルは上りか下りになっています。
これはトンネルの中に湧水や雨水が溜まらないようにしています。
またトンネルの入り口が斜めになっているということです。
トンネルに入る時に心理的な圧迫感によりトンネルの手前でブレーキを踏んでスピードを緩めてしまう傾向があるようです。
この連鎖が渋滞の原因にもなるそうで、入口が斜めのトンネルでは圧迫感が無くなりスピードを緩めず運転ができるようになりました。
トンネルの照明は入口と内部では明るさが違います。
これは急に明るいところから暗いところに行くと目が暗さに慣れず見にくくなります。
少しずつ暗さに慣れるよう工夫がされています。
またトンネルの照明も昔はオレンジ色だったものが今ではLEDランプが使用されていたりと見やすさも進化してきています。

高速道路の看板も工夫されています。
車にナビゲーションシステムが無かった時代に見知らぬ土地で地図と高速道路の標識を頼りに走っていた時、標識が西日と重なり標識が全く見えず困った経験があります。
それを解消した穴あきの標識です。
それは標識の文字の部分だけに穴が開いており、太陽の光が標識の後ろから当たった時文字の部分に細かな穴が開いているお蔭で文字が読みやすくなっているというものです。
これを最初に発見した時これで迷わなくて済むと嬉しかったのを覚えています。

また最近はサービスエリアも改装され綺麗で休憩するのにも最適なところが増えましたね。
サービスエリアの駐車場が斜めになっているのにも理由があることに気付きましたか?
これは駐停車や発車がスムーズに行える他にも逆走防止にも役立っています。

高速道路の心遣いは他にもまだまだあるようですが、そういった細かな工夫により高速道路での事故軽減につながっているんですね。
高速道路で走る時は気を付けて運転して色々と気付いてみてくださいね。

Follow me!