プレゼント

今回の内容はプレゼントについて書いていきます。

皆さんも一年に何度かは家族、恋人、友人、会社の同僚といった人にプレゼントすることがありますよね。
プレゼントをするということは、ほとんどがその人に何らかの好意があるということだと思います。
プレゼントは、「何を贈るか」よりも「気持ちが大事」と言われますよね。

しかしプレゼントされる側からすると、プレゼントしてくれる人の好意があるかないかによってその状況も変わるのではないでしょうか。
好きな人からのプレゼントであれば、自分のことを想いあれこれと頭を悩まし、しかも貴重な時間を取ってくれることは、自分のことに興味を持ち、大事してくれていると感じ、それがまた自分の喜びに繋がります。
例えば、子どもからプレゼントされる「肩たたき券」とかは自分の事を一生懸命考えてくれてのプレゼントですから、気持ちが込められていていますよね。

好意を持っていない人からのプレゼントはその気持ちが負担になりかねません。
確かに自分が本当に欲しかった物であれば、気持ちは抜きにして物質的満足感を得ることができるので喜びに繋がる可能性もあります。
いくら自分が欲しかったとしても好意を持っていない人からのプレゼントは困る物になる場合もあります。
これは「返報性の原理」が関係しています。
単純に言えば「人は他人から何らかの施しをしてもらうと、お返しをしなければならない」という無意識の心理を抱くのです。
つまり好意を持っていない人からのプレゼントと同等なものをお返ししなければいけないという心理が負担になるのです。

この2つは極端な例ですが、相手が自分のことをどこまで好意を持っているかによってプレゼントの内容が変わるのですから、プレゼントって意外に頭を悩ましますよね。
プレゼントする行為は相手との関係をもう一度考え直すきっかけになっていいのかもしれません。

ところでプレゼントをする時に、何がもらえるかわからない状況において相手の第一希望よりも第二希望の方が、満足度が高くなることを知っていますか?
第一希望の場合は「最初からそのつもりだったんだろう」という心理が働き喜びが減ります。
逆に、期待していないのに第二希望がもらえたときは、単純に「2番目で良かった」と感じたり、自分の中で不協和を感じ「本当は第一希望が欲しかったけど、第二希望の方がやっぱり良かった」自分を納得させたりする心理が働きます。
また「次こそは絶対第一希望が欲しい」という気持ちが強まり、第一希望を手にしたときの喜びが倍増することも考えられます。
とは言いながら、第一希望も嬉しいとは思いますのでどちらにするかはあくまでも自己判断で。

もうすぐクリスマスのイベントも控えていますので、大事な人へのプレゼントを意識してみてくださいね。

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