優しさ

現在リハビリセンターにてセミナーをさせて頂いているのですが、今回はそのときのお話です。

リハビリセンターということもあって参加されている方は障がい者の方なのですが、障がいの程度も人によって様々なのです。
セミナーではメンタルヘルスについてや悩みについて、またコミュニケーションについて座学半分、ロールプレイング半分といった感じで行っています。
座学があるのでどういても机が必要になり、会場はそんな広くないこともあり余分なスペースがほとんどありません。

そんな中でのセミナーなのですが、セミナーが始まり途中で一人会場の外に出ようとしたときのことです。
会場も狭いこともあり、しかも身体に障がいを持つ方ということで
「ちょっと外に出づらいかな?」
と思った瞬間、他の参加者が椅子をどけてあげたり、また遠くにいる人は
「そこの椅子をよけてあげて」
と声をかけたり、また出口に近い人はドアを開けて待ってあげるといった行動をそれぞれが考え行っているのです。

その光景を見た瞬間ありきたりの言葉になってしまうのですが、「優しい!」と感じました。
以前エレベーターに乗ったときにエレベーターの中は込み合った状態で私は一番奥の角にいたとき、ある階でベビーカーを押したお母さんが降りようとしたときのこと、込んでたこともあり、なかなか降りられずようやく出ようとしたときはエレベーターのドアが閉まりかけたのです。
左右の入り口に開閉ボタンが付いたエレベーターだったにも関わらず、誰も「開」のボタンを押さないことにがっかりしたことがあります。

た似たような話ですが、お店で手で開閉する扉でベビーカーを押したお母さんが入ってこようとしたとき、同時にお店から出ようとしていた人は扉を少し抑えてあげればそのお母さんはスムーズにお店に入ることができるのですが、自分だけが出ればスタスタとその場から立ち去るといった光景・・・。

どうでしょうか?

心理学では周りに多くの人がいると
「誰かがしてくれるだろう」
と責任の分散が起きるといわれています。
まさにそのような状況だったのでしょう。

優しさには人それぞれの基準を持っているのでしょうが、まず自分がもしその状況であったならば、「何をして欲しいのか」といったところを気付き、行動することが優しさに繋がるのではないでしょうか?
実際リハビリセンターでは、自分たちで自分の立場だったら「何をしてあげられるのか?」を感じながら様々なことをしているのでしょう。
これは心遣いアンテナの感度を高めていることも同時に行っているのです。

皆さんの心遣いアンテナの感度を高めることはできていますか?

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