受け入れること認めること

あなたは受け入れ認めることができていますか?

これは人を受け入れ認めることもそうですが、自分のことも受け入れ認めることができているかという質問です。
私は日頃からカウンセリングで人を受け入れ認めていくことを行っていますが、意外に私自身が自分を受け入れ認めることができていない部分があることに気付きました。

それはある交流会に参加したときのこと。
その交流会とは私と同じカウンセラーやセラピストの集まりで、その世界では著名な方が何人も参加されている会です。
その交流会での私の評判を後から聞くことになったのですが、皆さんそれぞれが口を揃えて私のことを褒めて頂いたということを聞きました。
人から受け入れ認めてもらい、褒めてもらうことは簡単なことではないのに、しかもたくさんの人を観ているプロの方々からというのは私にとって非常に意味のある言葉になりました。
実は恥ずかしながらそういった著名な方と接するとき、「私はまだまだだ」という根拠のない劣等感を感じていたのです。
そこは前から何となくわかってはいたのですが、そんなに機会があることでもないということで自分の中でそのままにしていたのです。
しかし今回受け入れ認めてもらったことで、自分の中での根拠のない劣等感がものの見事に無くなり、その逆に自分に対して大きな自信を持つことができたのです。

つまり人から受け入れ認めてもらうことだけでも気が楽になったりするのに、人からの言葉を素直に受け入れ自分を認めることで大きな自信に繋がるのです。
ここで重要なのは、せっかく人から受け入れ認められたとしても、自分自身に対して同時に受け入れ認めることができなければ、効果が半減するということです。
カウンセリングをしていても気付くことですが、自己否定の強い方はこちらが受け入れ認めているのに自分という自らフィルターをかけることで自信にうまく繋げないようにしているのです。
せっかくの自信を持つチャンスなのに自らそのチャンスを潰し、それだけで終わればまだしも自分に自信が持てないと悩む・・・。

こればっかりは、自分で気付かなければどうしようもありません。
信じ込んでいるその考えは根拠があるのでしょうか?
根拠となる証拠がないことがほとんどではありませんか?
あなたは自信を持ちたいですか?
そこまで気付けば簡単です。

私の経験から感じたことですが、やはり人を受け入れ認めることは人に自信をつけ、そして同時に安心感も与えることができる大切なコミュニケーションだということを意識し、行動してみてください。

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