カウンセラー(私)の心遣い

約1年に渡り、「心遣いアンテナ」を書いておりますが、皆さんはこのコラムを読んでどう感じていらっしゃいますか?

「そんなこと普通気付かないよ。」と言われることもありますが、これは気付きを持ち、そして些細なことでも感謝を持てるような人になるための第1歩だと私は考えております。

そこで今回は、私が現在カウンセラーとして様々な悩みを持った人として接しておりますが、私がクライアントに対して実際に行う心遣いのほんの一部に触れてみたいと思います。

カウンセリングという言葉は誰もが聞いたことがあると思います。しかし、実際にプロのカウンセラーに悩みを相談しにいくとなれば、赤の他人に自分を出していかなればなりませんから、少し敷居が高くなると感じる人は多いと思います。

実際にカウンセリングを受けたことがある人はわかると思いますが、悩みで落ち込んでいるのにも増して、自分のことを話をしていくのですから、想像もできないぐらい緊張をされていることでしょう。
そのような状態で「さっ、今からあなたのことを全て話してください。」と言っても話ができると言う人はほとんどいないと思います。

では、「私は何をしているのか?」と言えば、話しやすい環境を創ることを行っているのです。

まず一番初めに行うことは、『笑顔』で迎えることです。

「え?そんな当たり前のこと?」と思われた方がいるかもしれませんが、この笑顔で迎えることは簡単そうで難しいことなのです。

当所の場合、事前のメールで簡単な悩みを書いてもらっているのですが、実はカウンセラーであったとしても初めて会う人ですし、どんなお話をされるのか全く想像もつかない分、緊張して待っていることが多いのです。

しかし迎える側が緊張していたら、クライアント(相談者)にはその緊張感が伝わり、余計に緊張させてしまうことになります。
また作り笑い(愛想笑い)では、相手に見抜かれてしまいます。

そういったことを考えると、笑顔で迎えることは、「簡単なようで難しいこと」なのです。

当然その後も心遣いはまだまだ続きます。
荷物を置く場所、そして服を掛ける場所を説明し、決して自分がどこに何を置いていいのかクライアント(相談者)に迷わせるようなことはしません。
また飲み物にいたっては、「冷たい飲み物がいいですか?暖かい飲み物がいいですか?」その後「コーヒー・紅茶・お茶などありますが、何がよろしいでしょうか?」と聞きます。
ある程度の物を用意し、自分の飲みたい物を少しでも提供出来ればと思い準備させていただいております。

ここでは、「あなたのことを想っているのですよ。」というメッセージが届くように心遣いを行っております。

これは本当にごく一部の紹介なのですが、全部を書いてしまうとえかなり長くなるので、今回はココまでにしておきます。

相手のことを想う心遣い、どんなことが出来ているのか想像し、もう一度見直してみればいかがでしょうか?

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