無意識の信頼関係

私は催眠という技術を使って悩みのある方にカウンセリングを行ったり、またある所では人が楽しめるようなショー催眠を趣味で行っております。
つまり私は催眠のプロなのですが、皆さんは催眠を間近で見たり、体験したりしたことはありますか?
多分ほとんどの方はNOだと思います。

そこでここだけの特典(笑)として催眠の基本を少しだけ書いてみたいと思います。
まず基本として、催眠は人を操ったり、言いたくないということを言わせたりすることはできません。

では、何故テレビではあんな面白いことを行うことができるのでしょうか。
実はそこには無意識の信頼関係が鍵を握っています。
「この人は信頼できる」と思う人に頼まれる仕事と「信頼できないと思える人」にもし同じ仕事を任されたとき、あなたはきっとやる気が違ってたりするはずです。
他にも恋人からお願いされたときと知り合いからお願いされたときの違い。
無理な頼み事をされても通常であれば断るのに、信頼関係がある人の頼み事であれば「ちょっと頑張ってみた」という経験をした方は多いと思います。

実はこの無意識の信頼関係を築くことこそが催眠誘導といっても過言ではありません。
催眠をされる方は必ずこの『信頼関係を築く』ことに気を配ります。
相手にとって心地の良い気を配ることができ無意識の信頼関係を築くことができれば、催眠は半分成功しているのです。
こういった状態になれば、「面白いからやってみよう」とか「この人ならここまで話をしても大丈夫だ」といった自分の中にある許容範囲を広げていくことができるのです。
相手をいかに心地のいい気を配ることができるのかを書いてある、また題名でもある『心遣いアンテナ』というのは、実は全てこの『無意識の信頼関係を築く』紹介だったのです。

ちょっとだけ想像してみてください。
家族や友人に頼み事をしても無理だった過去。
仕事でお客様に気に入ってもらえなかった過去。
気に入った異性に対してデートのお誘いを断られた過去。
etc・・・。
この無意識の信頼関係を築くことができれば、これからあなたはどんな人に変われるでしょう?

あなたがもし「他の人と比べて自分の人生、損をしている」と考えている人がいれば、人を変えるのではなく、自分を変えてみてはいかがでしょうか?
今回の内容をもう一度理解した上で、これからの内容を読むことで、少しでもあなたが望む人にあなたが変われると私は信じています。

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